『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』感想【ネタバレあり】

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2023年12月22日(金)公開、『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』を仕事帰りに鑑賞してきました。

感想前のあれこれ

あらすじ

世界各国が水面下で熾烈な情報戦を繰り広げていた時代。

世界各国が水面下で熾烈な情報戦を繰り広げていた時代。
西国ウェスタリスの情報局対東課〈WISEワイズ〉の敏腕諜報員エージェントの〈黄昏たそがれ〉ことロイド・フォージャーがいつものように任務に当たっていたところ、進行中のオペレーション〈梟ストリクス〉の担当を変更する、という指令が。
しかし新たな担当に選ばれたのは、無能な男だった――。

その頃イーデン校では、優勝者に〈星ステラ〉が授与されると噂の調理実習が実施されることに。少しでもオペレーション〈梟ストリクス〉の進展を示し〈WISEワイズ〉へ任務継続を交渉する為、ひいては世界平和を守る為、ロイドは審査員長を務める校長の好物である“フリジス地方”の伝統菓子≪メレメレ≫を作ることをアーニャに提案。本場の味を確かめるため、フォージャー家は家族旅行でフリジスへ向かうことに。その一方でヨルは、出発前にロイドと謎の女のやりとりの一部始終を目撃してしまい、仮初めの関係に一抹の不安を覚えながらの家族旅行となってしまう……。

そんな家族旅行の途中、列車内でアーニャは怪しげなトランクケースを発見。その中にはなぜかチョコレートが……。不思議に思っていると、トランクケースの持ち主が戻って来てしまい、驚いた拍子にアーニャは誤ってそのチョコレートを飲み込んでしまう……。ところが、そのチョコレートには世界平和を揺るがす重大な秘密が隠されていた――!?

そしてたたみかけるように、旅先で起こるハプニングの連続!!
世界の命運は、またしてもこの仮初めの家族に託されてしまった――。
出典:『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』12月22日(金)公開

新宿バルト9の10階でコラボカフェ開催

新宿バルト9、10階のcafe oase(カフェ・オアゼ)にて、SPY×FAMILYのコラボカフェが開催中でした。

時間の都合だけでバルト9を選んだので、時間潰しにふらっと入ったら全面SPY×FAMILY仕様でびっくり。

コラボカフェ。
コラボカフェ。
フォージャー家のパネル。
フォージャー家のパネル。
映画の予告が流れている。
映画の予告が流れている。
オリジナルカフェメニュー。購入特典付き。
オリジナルカフェメニュー。購入特典付き。

ただ、私が食べたのは定番メニューのBLTサンド……。

ロイドの席にてBLTサンドを食す。
ロイドの席にてBLTサンドを食す。

健康診断が1週間以内に迫っていたので、夕食にピーナッツクリームサンドを食べる勇気がなかった……。

入場特典

CODE:White Film Files
CODE:White Film Files

感想【ネタバレ注意 !! 】

日常パートとアクションパートのバランスが秀逸

上映時間の半分くらいは、ところどころ後半に繋がる要素を交えつつも、異国の地を楽しむフォージャー家。

バトル系作品の劇場版だと、序盤からバトルが始まってラストまでほぼバトルしてたりするけれど、
『SPY×FAMILY』の原作は家族で過ごすシーンにも重きが置かれていると思っているので、そこを劇場版でも大切にされているのが原作ファンとしては嬉しいところ。

事件に巻き込まれていく後半はスリルと迫力があり、
クライマックスのシーンのド派手さは劇場版ならではのものだった。

学校のお友達やユーリ、フランキーの出番もあり、劇場版としてとても良いバランスだったと思う。

キャラの魅力たっぷり

何と言っても、アーニャの顔芸が健在。
クライマックスシーンの風に煽られてる顔なんかは声出して笑いそうになった(笑)

ロイドは食べただけでお菓子の原材料を当てることもできるの ??
変装したり銃撃を避けながら航空機を運転したり、相変わらずできることが多彩すぎるのよ……。

ヨルさんは酔っ払ったり勘違いで突っ走ったりするのは変わらずだけど、何と言ってもバトルシーンがかっこよかった !!
ラスト、ロイドからのプレゼントを切り札に敵を倒すシーンは圧巻。
ただ、せっかくのプレゼントをここで手放しちゃうのか〜……と少し寂しい気もしたり……。
後日、プレゼントした口紅を全然使っていないことに気付いたロイドが「ヨルさん、まさか何か不満が……!? 」なんてまた空回ったりしちゃうんじゃないの…… ?? なんて想像してみたり。

ヨルさんが家族みんなで過ごしたいっていうアーニャの気持ちを理解してロイドを諭すシーンは、思わずうるっとした。
ずっと1人で弟を育ててきたヨルさんだからこその対応なんだろうな。
ロイドも幼少期は仲の良い友人たちがいたわけだし、まったく愛情を知らないというわけではないんだろうけど、どこかドライというか、スパイとして生きる上でロイドが持たなかったものを持っているのがヨルさんなんだな……と。
お互いの足りない部分を補い合っている感じがこの作品らしくあって、胸が温まるシーンだった。

それにしても、ボンドの未来予知とアーニャの能力のコンボ、最強すぎるのでは…… ?? (笑)

おわりに

仕事が終わったあとにレイトショーで観に行ったにも関わらず、場内は半分以上席が埋まっていて、順調に人気作品としての階段を登っていっているんだなぁ……と、しみじみ実感しました。
こうしてオリジナルシナリオの劇場版を鑑賞することができるとは、ありがたいことです。

もしまだまだ順調に作品が続いて次回作の機会があるのなら、今度はイーデン校を中心にした話を見てみたいなーと密やかに願います。

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